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SNSマーケティングとは?InstagramやX(旧Twitter)で成果を出す最新動向

2025.11.04

SNSマーケティングとは?InstagramやX(旧Twitter)で成果を出す最新動向

「SNSマーケティングが重要だと分かってはいるものの、何から手をつければ良いか分からない」「アカウントを運用しているが、思うようにフォロワーや売上が伸びない」といった悩みを抱えていませんか?

この記事では、SNSマーケティングの基本から、2024年最新の5大トレンド、InstagramやX(旧Twitter)など主要SNS別の具体的な攻略法、そして成果を出すための実践手順まで、初心者から企業のマーケティング担当者までが明日から使える知識を網羅的に解説します。

目次

SNSマーケティングとは

結論から言えば現代のビジネスにおいてSNSマーケティングが不可欠な理由は、顧客と直接的な関係を築き、熱量の高いファンコミュニティを形成することが持続的な成長の最も強力なエンジンとなるからです。Instagram、X(旧Twitter)、Facebook、TikTokといったソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を活用し、企業がユーザー(生活者)とのコミュニケーションを通じてブランド認知度の向上や商品・サービスの購買促進へと繋げる一連のマーケティング活動です。単に情報を発信するだけでなく、「いいね!」やシェア、コメントなどを通じてユーザーと双方向の関係性を築き、ファンを育成していく点に大きな特徴があります。

SNSマーケティングの基本と仕組み

SNSマーケティングは、主に「SNSアカウント運用」「SNS広告」「SNSキャンペーン」「インフルエンサーマーケティング」の4つの手法に分類されます。 これらは単独で行われることもあれば、複数を組み合わせて戦略的に展開されることもあります。それぞれの目的と特徴を理解し、自社の目標に合わせて使い分けることが成功の鍵となります。

マーケティング手法主な目的特徴
SNSアカウント運用認知拡大、ブランディング、ファン育成、顧客との関係構築企業公式アカウントから定期的に情報を発信し、ユーザーとの継続的な接点を持つ。中長期的な視点が必要。
SNS広告即時的な認知獲得、Webサイトへの誘導、コンバージョン獲得年齢、性別、興味関心などで詳細なターゲティングが可能。低予算からでも始められ、効果測定がしやすい。
SNSキャンペーン短期間での情報拡散、フォロワー獲得、UGC(ユーザー生成コンテンツ)の創出フォロー&リツイートキャンペーンなど、ユーザー参加型で話題化を狙う。 参加のハードルが低く、拡散力が高い。
インフルエンサーマーケティング特定のターゲット層へのリーチ、ブランドへの信頼性向上、購買意欲の醸成影響力のあるインフルエンサーを起用し、商品やサービスを紹介してもらう手法。 ファンの熱量が高く、直接的な購買に繋がりやすい。

今すぐSNSマーケティングを始めるべき理由

なぜ今、多くの企業がSNSマーケティングに注力しているのでしょうか。その背景には、消費者の情報収集や購買行動の大きな変化があります。もはやSNSは単なる交流の場ではなく、ビジネス成長に不可欠なマーケティングプラットフォームとなっているのです。

理由1: SNSの圧倒的な利用者数と利用時間
総務省情報通信政策研究所の「令和5年通信利用動向調査」によると、個人のSNS利用率は全体で8割を超えており、特に10代から40代では9割以上に達しています。 このように、SNSは今や生活に欠かせないインフラとなっており、企業が顧客と接点を持つ上で無視できない存在です。

理由2: 購買意思決定への強い影響力
消費者は、商品やサービスを購入する際に、企業の公式サイトや広告だけでなく、SNS上の口コミや評判を重視する傾向が強まっています。「ググる(Google検索)」から「タグる(ハッシュタグ検索)」へと情報収集の方法がシフトしているように、ユーザーが発信するリアルな情報(UGC)が購買の決め手となるケースが増えています。

理由3: 低コストで始められ、費用対効果が高い
SNSアカウントの開設や基本的な投稿は無料で行えるため、テレビCMや新聞広告といった従来のマス広告に比べて、圧倒的に低いコストでマーケティング活動を開始できます。 また、広告を出稿する場合でも、詳細なターゲティングによって無駄な広告費を抑え、高い費用対効果を期待できます。

理由4: 顧客との直接的なコミュニケーションによるファン化
SNSは、企業が顧客と直接対話できる貴重な場です。コメントやDM(ダイレクトメッセージ)を通じて寄せられる意見や質問に真摯に対応することで、顧客のロイヤリティ(愛着や信頼)を高め、単なる顧客から熱心な「ファン」へと育成することが可能です。

【2025年最新版】SNSマーケティングで押さえるべき5大トレンド

SNSを取り巻く環境は日々めまぐるしく変化しており、昨日の常識が今日には通用しなくなることも珍しくありません。SNSマーケティングで継続的に成果を出すためには、最新の市場動向やユーザー行動の変化を正確に捉え、戦略に反映させ続けることが不可欠です。ここでは、2024年以降のSNSマーケティングの成否を分ける、特に重要な5つのトレンドを詳しく解説します。

トレンド1 ショート動画コンテンツの一般化

TikTokの台頭から始まったショート動画の波は、現在ではInstagramのリール、YouTubeショートへと広がり、SNSの主要コンテンツ形式として完全に定着しました。 ユーザーが短い時間で効率的に情報を得たいという「タイパ(タイムパフォーマンス)」を重視する傾向が強まっていることが、このトレンドを加速させています。 企業にとっては、テキストや静止画だけでは伝えきれない商品やサービスの魅力を、短時間で直感的に伝えられる絶好の機会となっています。

ショート動画活用のポイント

ショート動画で成果を出すためには、各プラットフォームの特性を理解し、ユーザーに受け入れられるコンテンツ作りを意識する必要があります。 最初の1〜2秒で視聴者の心を掴むインパクト、トレンドの音源やエフェクトの活用、そして何より企業の一方的な宣伝ではなく、エンターテイメント性や役立つ情報を提供する姿勢が重要です。 ひとつの動画を複数のプラットフォームで展開するクロスポストも、リーチを最大化する上で効果的な手法です。

トレンド2 UGCと口コミの戦略的活用

UGC(User Generated Content:ユーザー生成コンテンツ)とは、インフルエンサーや一般のユーザーによって作成された、特定の商品やブランドに関する投稿や口コミのことです。企業による広告よりも「リアルな声」として生活者に信頼されやすく、購買行動に大きな影響を与えるため、UGCをいかにして創出し、マーケティングに活用するかが重要になっています。

UGC創出における注意点:ステルスマーケティング規制

UGCの活用で絶対に忘れてはならないのが、2023年10月1日から施行された「ステルスマーケティング規制(ステマ規制)」です。 これは、企業が広告であることを隠して商品やサービスを宣伝することを禁止するもので、違反した場合は措置命令の対象となります。 ユーザーに投稿を依頼する場合や、インフルエンサーにPRを依頼する際には、必ず「#PR」「#広告」といった表記を行い、広告であることを明確に示す必要があります。 透明性を担保することが、ユーザーとの信頼関係を築く上で不可欠です。

トレンド3 ソーシャルコマース市場の拡大

ソーシャルコマースとは、SNSを起点として商品の認知から購買までを完結させる仕組みのことです。 Instagramのショッピング機能やTikTok Shopの登場により、ユーザーはSNSアプリを離れることなく、シームレスに商品を購入できるようになりました。 この市場は今後も拡大が見込まれており、企業にとってSNSは単なる情報発信の場から、直接的な販売チャネルへと進化しています。

ソーシャルコマース成功の鍵

ソーシャルコマースで成功するためには、ライブ配信機能を活用した「ライブコマース」が有効です。 リアルタイムで視聴者とコミュニケーションを取りながら商品の魅力を伝えることで、双方向性と臨場感が生まれ、ユーザーの購買意欲を効果的に高めることができます。 また、インフルエンサーとの協業や、購入者限定の特典を用意することも、売上向上に繋がる重要な戦略です。

トレンド4 コミュニティ形成によるファンマーケティング

新規顧客の獲得競争が激化する中で、既存顧客との関係性を深め、長期的なファンになってもらう「ファンマーケティング」の重要性が増しています。SNSは、企業と顧客、あるいは顧客同士が交流できるコミュニティを形成するための最適なプラットフォームです。 X(旧Twitter)のコミュニティ機能や、Facebookグループなどを活用し、熱量の高いファンが集う場を提供することで、顧客ロイヤルティの向上が期待できます。

熱量の高いコミュニティを育てるには

魅力的なコミュニティを運営するためには、一方的な情報発信だけでなく、双方向のコミュニケーションが鍵となります。 具体的には、以下のような施策が考えられます。

施策具体例期待される効果
限定情報の提供新商品の先行公開、開発秘話、コミュニティ限定クーポンの配布特別感の醸成、帰属意識の向上
参加型企画の実施商品アイデアの募集、ファンミーティングの開催、投票企画当事者意識の向上、エンゲージメント強化
交流の促進メンバー同士が質問し合えるスレッドの設置、成功事例の共有UGCの創出、コミュニティの活性化

トレンド5 AIの活用による分析と運用の高度化

AI技術の進化は、SNSマーケティングの世界にも大きな変革をもたらしています。 これまで担当者の経験や勘に頼ることが多かった業務が、AIによって自動化・最適化され始めています。 AIを活用することで、データに基づいた客観的で精度の高い戦略立案が可能になり、運用担当者はより創造的な業務に集中できるようになります。

SNS運用におけるAIの具体的な活用シーン

AIはSNS運用の様々な場面で活用できます。例えば、ChatGPTやGeminiといった生成AIは、ターゲット層に響く投稿文やハッシュタグのアイデアを瞬時に提案してくれます。 また、ソーシャルリスニングツールと連携させることで、膨大な口コミデータから消費者のインサイトを抽出し、センチメント(感情)分析を行うことも可能です。 さらに、広告運用においては、AIがリアルタイムでパフォーマンスを分析し、予算配分やクリエイティブを自動で最適化することで、広告効果の最大化を図ります。

最新トレンドから見る主要SNSの攻略法

2024年現在のSNSマーケティングは、各プラットフォームの特性と最新トレンドを深く理解し、連携させることが成功の鍵を握ります。ここでは主要なSNSであるInstagram、X(旧Twitter)、TikTok、YouTubeそれぞれについて、最新の動向を踏まえた具体的な攻略法を解説します。

Instagram リールとストーリーズを軸にした攻略

現在のInstagram攻略において、短尺動画である「リール」と、24時間で消える「ストーリーズ」の活用は必須です。これらはユーザーとの接点を増やし、エンゲージメントを高める上で中心的な役割を果たします。

リール:発見タブからの新規フォロワー獲得

リールは、フォロワー以外のユーザーにもコンテンツを届けられる強力な機能です。 発見タブに表示されることで、ブランドや商品をまだ知らない潜在顧客層にリーチできます。攻略のポイントは以下の通りです。

  • 冒頭の3秒で惹きつける: ユーザーは次々と動画をスワイプするため、最初の数秒で興味を引くインパクトのある映像やテロップが不可欠です。
  • トレンド音源の活用: 流行している音楽を使用することで、アルゴリズム上有利になり、多くのユーザーの目に留まりやすくなります。
  • テンポの良い編集と情報量: 視聴者を飽きさせないカット編集や、有益な情報をテキストで加えることで、視聴完了率や保存数を高めます。
  • ハッシュタグの最適化: 投稿内容に関連するキーワードだけでなく、ターゲット層が検索しそうなハッシュタグを複数設定し、検索からの流入を狙います。
ストーリーズ:ファンとの関係構築と購買促進

ストーリーズは、リアルタイム性の高い情報発信やフォロワーとの密なコミュニケーションに適しています。 24時間で消える手軽さから、ユーザーも気軽に反応しやすい傾向があります。

  • インタラクティブ機能の活用: 「質問」「アンケート」「クイズ」といったスタンプ機能を使い、ユーザーを巻き込むことでエンゲージメントを高めます。
  • 限定感の演出: タイムセールや限定クーポンの告知など、ストーリーズの「今だけ」という特性を活かしたキャンペーンが効果的です。
  • ハイライトの戦略的活用: よくある質問への回答や、商品・サービスのカテゴリー別紹介などをハイライトにまとめておくことで、プロフィールを訪れたユーザーへの案内役を果たします。
  • フィード投稿やリールへの誘導: 新しい投稿をストーリーズでシェアし、タップを促すことで、他のコンテンツへの導線を作ります。

X(旧Twitter) コミュニティ機能とリアルタイム速報性の活用

X(旧Twitter)は、情報の拡散力とリアルタイム性が最大の武器です。最新のトレンドに乗りつつ、特定の興味関心を持つユーザーと深く繋がる「コミュニティ機能」の活用が新たな鍵となっています。

コミュニティ機能:熱量の高いファンとのクローズドな交流

コミュニティ機能は、特定のテーマに関心を持つユーザーだけが参加できるグループ機能です。 これにより、一般的なタイムライン投稿よりも深いコミュニケーションと、質の高いフィードバックの収集が可能になります。

  • 限定情報の先行公開: 新商品やキャンペーン情報をコミュニティメンバー限定で先行公開し、特別感を提供することでロイヤリティを高めます。
  • ユーザー参加型の企画: 商品開発に関する意見交換や、コミュニティ内限定のイベントを実施し、ブランドへの愛着を深めます。
  • 質の高いUGCの創出: 共通の話題で盛り上がることで、熱量の高いユーザーによる投稿(UGC)が生まれやすくなり、それがコミュニティ外への新たな拡散のきっかけにもなります。
リアルタイム速報性:トレンドを捉えた情報発信

Xの強みである「今」を共有する力を最大限に活用します。世の中のトレンドや話題になっている出来事に自社の投稿を関連付けることで、爆発的なリーチを獲得できる可能性があります。

  • トレンドハッシュタグの活用: 日本のトレンドや世界中のトレンドを常にチェックし、自社のブランドと関連付けられるハッシュタグを付けて投稿することで、多くのユーザーの目に触れる機会を増やします。
  • 社会的なイベントとの連動: 季節のイベントやテレビ番組、スポーツの試合など、多くの人が注目しているタイミングに合わせた投稿やキャンペーンを実施します。
  • 迅速な顧客対応: ユーザーからの質問やコメントに対して迅速に返信することで、顧客満足度を高め、ポジティブな口コミを促進します。

TikTok トレンド音源とエフェクトを駆使したコンテンツ戦略

TikTokは、若年層を中心に絶大な影響力を持つプラットフォームであり、その攻略には独自のアルゴリズムと文化の理解が不可欠です。特に「トレンド音源」と「エフェクト」の活用は、コンテンツの再生回数を伸ばすための最も重要な要素です。

トレンドの発見と活用

TikTokの「おすすめ」フィードは、ユーザーの興味関心に基づいてパーソナライズされていますが、同時にその時々のトレンドを反映しています。流行の音源やダンス、チャレンジ企画にいち早く乗り、自社流にアレンジして発信することが成功への近道です。 TikTok公式が提供する「クリエイティブセンター」などを活用し、人気の楽曲やハッシュタグをリサーチすることが有効です。

ユーザーが参加したくなるコンテンツ

一方的な情報発信ではなく、ユーザーが「真似したい」「参加したい」と思えるようなコンテンツ作りが拡散の鍵となります。

  • ハッシュタグチャレンジ: 企業がオリジナルのハッシュタグと音源を用意し、ユーザーにテーマに沿った動画の投稿を促す参加型キャンペーンです。認知拡大とUGC創出に絶大な効果を発揮します。
  • お役立ち系・HowToコンテンツ: ユーザーの悩みや疑問を解決するような実用的な情報は、「保存」されやすく、繰り返し視聴される傾向にあります。
  • エンターテイメント性の追求: 商品やサービスを直接的に宣伝するのではなく、面白いストーリーや意外な展開の中に自然に登場させることで、ユーザーに楽しみながら認知してもらいます。

YouTube ショート動画と長尺動画の連携

YouTubeでは、1分以内の「ショート動画」と、従来の「長尺動画」を戦略的に連携させることで、チャンネル全体の成長を最大化できます。 それぞれのフォーマットが持つ役割を理解し、視聴者をスムーズに誘導する導線を設計することが重要です。

役割分担による相乗効果

ショート動画と長尺動画は、それぞれ異なる強みを持っています。これらの特性を理解し、目的を明確に使い分けることが攻略のポイントです。

フォーマット主な役割コンテンツの例メリット
ショート動画認知拡大・新規視聴者の獲得長尺動画の切り抜き・予告、インパクトのある実験やワンポイント解説、トレンドに乗った企画・アルゴリズムにより拡散されやすい
・気軽に視聴でき、チャンネルを知るきっかけになる
・制作コストが比較的低い
長尺動画ファン化・エンゲージメント向上詳細な商品レビュー、専門的な解説、ストーリー性のあるコンテンツ、ライブ配信のアーカイブ・深い情報提供により視聴者との信頼関係を構築できる
・滞在時間が長く、広告収益に繋がりやすい
・専門性やブランドの世界観を伝えやすい
効果的な連携戦略

ショート動画で興味を持った視聴者を、いかにして長尺動画やチャンネル登録に繋げるかが重要です。

  • 導線の確保: ショート動画のコメント欄や概要欄で関連する長尺動画のリンクを案内する。また、長尺動画内でも「ショートを見てくれた方」への言及を入れることで一体感を醸成します。
  • コンテンツの連続性: ショート動画で提示した疑問の答えや、より詳細な解説を長尺動画で展開するなど、視聴者が続きを見たくなるような構成を意識します。
  • 一貫したブランディング: デザインや色使い、BGM、出演者など、両方のフォーマットでチャンネルのトンマナ(トーン&マナー)を統一し、視聴者がどの動画を見ても同じチャンネルだと認識できるようにします。

成果を出すSNSマーケティングの実践手順

SNSマーケティングは、やみくもに投稿を続けるだけでは成果に繋がりません。ここでは、再現性高く成果を出すための具体的な4つのステップを解説します。「計画」「実行」「測定」「改善」のサイクルを回すことが、成功への最短ルートです。

ステップ1 KGIとKPIの正しい設定方法

SNSマーケティングを成功させるための最初のステップは、何をもって「成功」とするのかを具体的に定義することです。そのために不可欠なのが、KGIとKPIという2つの指標です。

KGIとKPIの役割の違い

まずは、それぞれの指標が持つ役割を正しく理解しましょう。

  • KGI (Key Goal Indicator/重要目標達成指標): 企業がSNSマーケティングを通じて最終的に達成したいビジネスゴールを指します。 例えば、「ECサイト経由の売上を前年比120%にする」「若年層におけるブランド認知度を15%向上させる」といった、ビジネス全体の目標と直結する指標です。
  • KPI (Key Performance Indicator/重要業績評価指標): KGIという最終ゴールを達成するための中間目標となる指標です。 KGI達成に向けたプロセスが順調に進んでいるかを測るための「ものさし」の役割を果たします。例えば、「ECサイトへのセッション数」「フォロワー数」「エンゲージメント率」などがこれにあたります。
目的別のKGI・KPI設定例

SNSマーケティングの目的は、企業のフェーズや課題によって様々です。自社の目的に合わせて、適切なKGIとKPIを設定することが重要です。

目的KGIの例KPIの例
認知拡大・ブランディングブランド名の検索数
ブランドリフト調査のスコア
ウェブサイトへの指名検索流入数
インプレッション数
リーチ数
フォロワー数
動画再生数
プロフィールへのアクセス数
見込み客(リード)獲得問い合わせ件数
資料請求数
メールマガジン登録者数
ウェブサイトへのクリック数(CTR)
ランディングページのコンバージョン率(CVR)
キャンペーン応募数
顧客エンゲージメント向上UGC(ユーザー生成コンテンツ)数
NPS(顧客推奨度)
リピート購入率
エンゲージメント率(いいね、コメント、保存、シェア)
コメント数
メンション数
売上向上SNS経由の売上金額
SNS経由の購入件数
ウェブサイトへのクリック数
ECサイトでのコンバージョン率
カート追加数

設定したKPIは定期的に見直し、KGI達成に最も貢献する指標は何かを常に検証し続ける姿勢が求められます。

ステップ2 ターゲットに響くプラットフォームの選定

次に、設定した目標を達成するために、どのSNSプラットフォームで戦うべきかを決定します。 重要なのは、自社が届けたいメッセージを最も効果的に受け取ってくれるターゲットユーザーが、日常的に利用しているプラットフォームを選ぶことです。

ターゲットペルソナの解像度を上げる

まずは「誰に届けたいのか」を具体的に定義する「ペルソナ設定」を行います。年齢、性別、職業、ライフスタイル、価値観、抱えている悩みなどを詳細に設定することで、発信するコンテンツの方向性が明確になります。

主要SNSプラットフォームの特徴とユーザー層

日本国内で主に利用されているSNSは、それぞれ異なる特徴とユーザー層を持っています。総務省の調査データなども参考に、自社のペルソナと最も親和性の高いプラットフォームを選びましょう。

プラットフォーム主なユーザー層特徴・強み相性の良い商材・サービス
Instagram10代~30代の女性が中心だが、男性や40代以上の利用者も増加傾向。ビジュアル重視。画像やショート動画(リール)での世界観構築が得意。ショッピング機能も充実。ファッション、コスメ、グルメ、旅行、インテリアなど、見た目の魅力が伝わりやすいもの。
X (旧Twitter)10代~40代まで幅広く利用。特に若年層の利用率が高い。リアルタイム性と拡散力が非常に高い。トレンドや話題が生まれやすい。匿名でのフランクな交流が活発。キャンペーン、ニュース速報、イベント告知など即時性が求められる情報。顧客とのコミュニケーション。
TikTok10代~20代が中心。 近年は30代以上の利用者も増加。ショート動画に特化。音楽やエフェクトを使ったエンタメ性の高いコンテンツが好まれる。トレンドの移り変わりが速い。音楽、食品、アプリ、エンタメコンテンツなど、動画で楽しさや使い方を伝えられるもの。
YouTube全世代で幅広く利用されている。長尺の動画で詳細な情報やストーリーを伝えられる。情報量が多く、信頼性を醸成しやすい。ショート動画も強化。ノウハウ系コンテンツ(How To)、商品レビュー、教育、エンタメなど、深く情報を伝えたいもの全般。
Facebook30代~50代以上のビジネス層が中心。実名登録制で信頼性が高い。ビジネス情報やフォーマルな告知との相性が良い。広告のターゲティング精度が高い。BtoB商材、高価格帯の商材、地域密着型のビジネス、企業の公式発表など。
LINE全世代で圧倒的な利用率を誇るコミュニケーションインフラ。クローズドな環境でユーザーと1対1の関係を築きやすい。LINE公式アカウントでメッセージ配信やクーポン配布が可能。店舗ビジネスの顧客管理(予約、クーポン)、CRM施策、カスタマーサポートなど。

ステップ3 コンテンツ戦略と投稿計画の立案

プラットフォームが決まったら、次はその場所で「何を」「どのように」発信していくかを具体的に計画します。 ここでの計画の質が、運用の成否を大きく左右します。

一貫性のあるコンテンツテーマとトンマナの設定

まず、アカウント全体で発信する情報の軸となる「コンテンツテーマ」を決定します。ターゲットペルソナが何に興味を持ち、どんな情報を求めているかを基に、「役立つ情報」「共感できるストーリー」「楽しめるエンタメ」などの切り口を考えます。
同時に、ブランドイメージを統一するための「トンマナ(トーン&マナー)」も設定します。キャラクターの口調、デザインのテイスト、使用する色などをルール化することで、アカウントに一貫性が生まれ、ファンがつきやすくなります。

継続的な運用を可能にするコンテンツカレンダーの作成

行き当たりばったりの運用では、ネタ切れを起こしたり、投稿の質が低下したりしがちです。そこで「コンテンツカレンダー」を作成し、計画的な情報発信を行いましょう。

コンテンツカレンダーには、以下のような項目を盛り込むのが一般的です。

  • 投稿予定日/時間
  • 担当者
  • 投稿するSNSプラットフォーム
  • 投稿の目的(認知拡大、エンゲージメント獲得など)
  • コンテンツのテーマや形式(画像、動画、テキストなど)
  • 具体的な投稿文(キャプション)
  • 使用するハッシュタグ
  • 投稿のステータス(企画中、制作中、承認済、投稿済など)

カレンダーを作成することで、チーム内での情報共有がスムーズになり、属人化を防ぎ、安定したクオリティでの投稿を継続できるようになります。

ステップ4 効果測定とレポーティング

SNSマーケティングは「投稿して終わり」ではありません。実行した施策が目標達成にどれだけ貢献したのかを正しく評価し、次のアクションに繋げる「効果測定」が不可欠です。

PDCAサイクルを回すためのデータ分析

Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)のPDCAサイクルを回すことが、SNS運用を成功に導く鍵です。 この「Check」のフェーズで重要になるのが、各SNSプラットフォームが提供している公式の分析ツール(インサイト機能)の活用です。

主に確認すべき指標には、以下のようなものがあります。

  • リーチ数: 投稿が何人のユニークユーザーに表示されたかを示す指標。認知の広がりを測ります。
  • インプレッション数: 投稿がユーザーの画面に表示された合計回数。
  • エンゲージメント率: 投稿に対して「いいね」「コメント」「保存」などの反応を示したユーザーの割合。コンテンツの質やユーザーの関心度を測る重要な指標です。
  • ウェブサイトクリック数: 投稿内のリンクがクリックされた回数。自社サイトへの送客力を測ります。
  • フォロワー数の増減: アカウントの成長度合いを示します。
次の施策に繋がるレポーティング

分析したデータは、単なる数値の記録で終わらせず、チームで共有し、次の戦略を立てるための「レポーティング」を行いましょう。 レポートには、以下の要素を盛り込むと効果的です。

  1. KPIの進捗確認: ステップ1で設定したKPIがどの程度達成できているかを確認します。
  2. 成果の良かった投稿(勝ちパターン)の分析: なぜその投稿の反応が良かったのか(時間帯、クリエイティブ、キャプションなど)を分析し、成功要因を言語化します。
  3. 課題のあった投稿の分析: 反応が伸び悩んだ投稿の原因を分析し、改善点を洗い出します。
  4. 考察と次のアクションプラン: 分析結果から得られた学びを基に、「来月は〇〇というテーマの投稿を増やそう」「動画コンテンツの比率を上げよう」といった具体的な次のアクションプランを立てます。

このサイクルを継続的に回していくことで、アカウントは着実に成長し、SNSマーケティングの成果を最大化することができます。

SNSマーケティングを加速させる便利ツール

SNSマーケティングの運用は、日々の投稿作成から効果測定、ユーザーとのコミュニケーションまで多岐にわたります。これらの業務をすべて手作業で行うには限界があり、データに基づいた戦略的な運用を行うためにはツールの活用が不可欠です。 適切なツールを導入することで、作業を効率化し、より高い成果を目指すことが可能になります。 ここでは、SNSマーケティングを加速させる「アカウント管理・投稿予約」「分析・効果測定」「ソーシャルリスニング」の3つのカテゴリに分けて、代表的な便利ツールをご紹介します。

アカウント管理・投稿予約ツール

アカウント管理・投稿予約ツールは、複数のSNSアカウントの投稿予約や管理を一元化し、運用工数を大幅に削減するためのツールです。 チームでアカウントを運用する際の承認フローを設定できるものや、最適な投稿時間を提案してくれる機能を備えたものもあります。 これにより、担当者はコンテンツの企画や分析といった、より戦略的な業務に集中できるようになります。

ツール名対応SNS(一部)主な機能特徴
SocialDogX(旧Twitter), Instagram, Facebook予約投稿、キーワードモニター、フォロー管理、分析機能X(旧Twitter)の運用に特化した機能が豊富で、個人から企業まで100万以上のアカウントで利用されています。
comnico Marketing SuiteX(旧Twitter), Instagram, Facebook投稿予約、承認フロー、効果測定、レポート作成、コメント管理SNSマーケティングの代理店が開発したツールで、企業のSNS運用に寄り添った機能が充実しています。
HootsuiteX(旧Twitter), Instagram, Facebook, YouTube, TikTok, LinkedInなど複数アカウントの一元管理、投稿予約、分析、ソーシャルリスニング対応SNSの種類が非常に多く、グローバルに展開する企業にも適しています。複数のSNSを横断的に管理したい場合におすすめです。

分析・効果測定ツール

分析・効果測定ツールは、各SNSの公式インサイトだけでは把握しきれない詳細なデータを可視化し、運用の改善に繋げるためのツールです。 フォロワーの属性やエンゲージメントの高い投稿の傾向、競合アカウントの動向などを分析することで、データに基づいたPDCAサイクルを回すことが可能になります。

ツール名対応SNS(一部)主な機能特徴
SINIS for InstagramInstagramフォロワー分析、投稿分析、競合分析、ハッシュタグ分析、レポート自動作成Instagramに特化した分析ツールで、国内46,000アカウント以上の導入実績があります。 無料プランでも基本的な分析が可能です。
Social InsightX(旧Twitter), Instagram, Facebook, YouTube, TikTok, LINEなどアカウント分析、競合比較、口コミ分析、キャンペーン管理対応SNSが幅広く、アカウント分析からソーシャルリスニングまで網羅したオールインワンツールです。
Tofu AnalyticsX(旧Twitter), Instagram, YouTubeアカウント分析、ハッシュタグ分析、インフルエンサー分析独自の分析技術で、キャンペーンの効果測定やインフルエンサーマーケティングの成果を詳細に可視化できるのが強みです。

ソーシャルリスニングツール

ソーシャルリスニングツールは、SNS上に投稿される膨大な口コミ(UGC)から自社や競合、市場に関する「顧客の生の声」を収集・分析するためのツールです。 これにより、ブランドの評判把握、商品開発のヒント発見、炎上リスクの早期検知などが可能になります。

ツール名データ収集範囲(一部)主な機能特徴
見える化エンジンX(旧Twitter), Instagram, ブログ, 掲示板, レビューサイトなどキーワード分析、感情分析、評判分析、リスク投稿検知テキストマイニング技術に強みを持ち、顧客の声を多角的に分析してインサイトを抽出します。 40種類以上の豊富な分析機能を備えています。
BuzzFinderX(旧Twitter), Instagram, ブログ, ニュースサイトなどリアルタイム検知、アラート通知、レポート作成NTTコム オンラインが提供するツールで、特にネガティブな投稿や炎上の火種を早期に発見するリスク管理に定評があります。
Quid Monitor (旧NetBase)X(旧Twitter), Instagram, Facebook, YouTube, TikTok, ブログ, ニュースサイトなどリアルタイム分析、過去データ分析、競合比較、感情分析、インフルエンサー特定世界中の膨大なデータをリアルタイムで分析できる高性能ツールです。 海外のSNS動向調査やインバウンドマーケティングにも活用できます。

SNSマーケティングの成功事例3選

ここでは、SNSマーケティングの具体的な成功事例を3つ厳選してご紹介します。各企業がどのようにSNSの特性を活かし、トレンドを取り入れながら成果に繋げたのか、その戦略と成功のポイントを詳しく見ていきましょう。

トレンドをうまく活用したキャンペーン事例:丸亀製麺「#丸亀シェイクうどん」

株式会社丸亀製麺が2023年に発売した「丸亀シェイクうどん」は、SNS、特にTikTokを起点として爆発的なヒットを記録した象徴的な事例です。このキャンペーンは、商品の特性とSNSのトレンドを見事に掛け合わせることで、発売からわずか3日で20万食以上を売り上げるという驚異的な成果を達成しました。

主な戦略は、TikTokで人気のインフルエンサーを複数起用し、トレンドの音源に合わせたダンス動画を投稿することでした。カップをシェイクするという行為そのものがキャッチーで真似しやすかったため、インフルエンサーの投稿をきっかけに、一般ユーザーによるUGC(User Generated Content:ユーザー生成コンテンツ)が爆発的に増加。「#丸亀シェイクうどん」のハッシュタグがついた動画は瞬く間に拡散され、若年層を中心に大きなムーブメントを巻き起こしました。

成功のポイント

ポイント具体的な内容
体験価値の提供「うどんをシェイクして食べる」という新しい体験が、ユーザーの「真似したい」「投稿したい」という欲求を刺激し、UGCの創出を強力に後押ししました。
プラットフォーム特性の活用ショート動画とトレンド音源との親和性が高いTikTokを主戦場に設定。視覚と聴覚に訴えかけるコンテンツで、商品の認知度と魅力を短期間で最大化させました。
UGCの戦略的誘発インフルエンサーの起用や参加しやすいハッシュタグキャンペーンにより、ユーザーが自然発生的に口コミを広げる仕組みを構築。広告感の薄いリアルな投稿が、他のユーザーの購買意欲を掻き立てました。

複数SNSを連携させたクロスメディア戦略事例:北欧、暮らしの道具店

ECサイト「北欧、暮らしの道具店」は、各SNSプラットフォームの特性を巧みに使い分けるクロスメディア戦略によって、独自の世界観を確立し、熱心なファンを獲得し続けています。単に商品を売るのではなく、「フィットする暮らし、つくろう。」というコンセプトに基づいたライフスタイルの提案-mark>を通じて、顧客との長期的な関係構築に成功しています。

例えば、YouTubeではオリジナルドラマ「青葉家のテーブル」やスタッフの日常を綴るVlogなど、世界観に深く浸れる長尺動画を配信。一方、Instagramでは美しい写真で商品の魅力や使い方を紹介し、リールやストーリーズでは動画でシズル感を伝えたり、ライブ配信でユーザーと直接コミュニケーションを図ったりしています。これらのコンテンツが相互に連携し、ユーザーは自然な流れでブランドの世界観に触れ、最終的にECサイトでの購買へと繋がっています。

成功のポイント
ポイント具体的な内容
世界観の統一と作り分け全てのSNSでブランドイメージを統一しつつ、YouTubeは「世界観への共感」、Instagramは「商品の魅力発見」、X(旧Twitter)は「気軽なコミュニケーション」など、各プラットフォームの役割を明確に定義し、コンテンツを作り分けています。
コンテンツドリブンなアプローチ直接的なセールスを前面に出さず、ユーザーにとって価値のある高品質なコンテンツ(ドラマ、Vlog、コラムなど)を発信し続けることで、潜在顧客を引きつけ、ファンへと育成しています。
スムーズなECサイトへの導線設計各SNS投稿から、関連する商品ページや特集記事へスムーズに遷移できる導線を設計。ユーザーの「欲しい」という気持ちが高まった瞬間を逃さず、購買機会に繋げています。

コミュニティ形成によるファンマーケティング事例:ヤッホーブルーイング

「よなよなエール」などのクラフトビールで有名な株式会社ヤッホーブルーイングは、SNSを顧客との双方向コミュニケーションの場として活用し、熱狂的なファンコミュニティを形成している好例です。彼らは顧客を単なる「消費者」ではなく、共にブランドを創り上げていく「ファン」と位置づけ、徹底したファン目線の情報発信と交流を行っています。

特にX(旧Twitter)では、「てんちょ」という親しみやすいキャラクターが、ユーザーからの投稿一つひとつに丁寧に返信するなど、人間味あふれるコミュニケーションを実践。新製品の開発秘話や社員の日常などを積極的に発信することで、ブランドへの親近感と信頼感を醸成しています。さらに、SNSでの交流をオンライン・オフラインのファンイベントへと繋げることで、ファン同士の繋がりを強化し、エンゲージメントが非常に高いコミュニティを構築することに成功しています。

成功のポイント

ポイント具体的な内容
徹底した双方向コミュニケーション一方的な情報発信に終始せず、ファンからの声に真摯に耳を傾け、対話することを最優先。この姿勢が、顧客ロイヤルティの向上に直結しています。
オンラインとオフラインの連携SNS上のコミュニケーションを起点に、「よなよなエールの超宴」といった大規模なリアルイベントを開催。オンラインでの繋がりをリアルな体験価値に昇華させ、ファンの熱量を最大化しています。
属人性を活かした情報発信「てんちょ」という人格を持ったアカウント運用により、企業アカウントにありがちな堅苦しさを払拭。ファンが気軽に話しかけやすい雰囲気を作り出し、コミュニケーションの活性化を促しています。

まとめ

本記事では、SNSマーケティングの基本から2024年の最新トレンド、主要SNSの攻略法、そして具体的な実践手順までを網羅的に解説しました。SNSマーケティングとは、もはや単なる情報発信の場ではなく、顧客とのエンゲージメントを深め、ファンの熱量を高め、最終的にビジネスの成果へと繋げるための戦略的な活動です。

ショート動画の一般化、UGC(ユーザー生成コンテンツ)の重要性の高まり、AIの活用といった最新トレンドは、SNSが消費者の購買行動に直接的な影響を与える時代になったことを示しています。これらの変化を的確に捉え、Instagram、X(旧Twitter)、TikTokといった各SNSの特性を最大限に活かしたアプローチこそが、競合との差別化を図る上で不可欠です。

SNSマーケティングで成果を出すためには、感覚的な運用ではなく、KGI・KPIの明確な設定から始まる計画的な戦略立案と、データに基づいた効果測定・改善のサイクルを回し続けることが成功の鍵となります。今すぐSNSマーケティングを始めるべき理由は、顧客との接点が多様化する現代において、最も効果的にターゲットと繋がることができる強力な手段だからに他なりません。

BPXでは総合マーケティング会社としてSNSマーケティングはもちろん、webマーケティングのご提案、広告運用やASP業務フォロー、web制作などお客様のパートナーとしてサービスを提供しています。気になった方はぜひご相談ください。

都留 樹生

このブログの監修者

都留 樹生

学生時代の友人である社長に拾われ創業時にFREEDiVEにジョイン。 成功報酬(アフィリエイト)領域の広告に対する知見と戦略設計で、200社以上の運用実績を持ち、BPXを売上0から7億円の企業に。 個人でも8年間PPC系のアフィリエイターとして活動している。

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